いとの音楽ブログ

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とりあえず聴いてほしいRADWIMPSの名曲50選

 

いとです。

 

「RADWIMPS、人気なのはわかってるけど今さらいったい何から聴いたらいいの」

 

「RADWIMPSのオススメ曲を検索しても、有名な曲を10曲並べただけのプレイリストしか出てこない」

 

そんな人のために、Spotifyで50曲厳選したプレイリストつくりました。多いって言わないで。これでもかなり絞ったんだから。

 

どうぞ。

 

 

【とりあえず聴いてほしいRADWIMPSの名曲50選】

https://open.spotify.com/playlist/652zBu3eUAAhcUM5kc05p7?si=eT5JYx0hR4m8qYGJUrxKeQ

 

 

以下、50曲分アホみたいにコメントするのでお時間ある人だけ読んでってください。

 

ちなみにこのプレイリスト、映画のために書き下ろされた曲と、ちょっと野田洋次郎が心配になるような歌詞がきつめの曲は除いてます。

 

「君の名は。」はじめ、映画関連の曲はテレビでさんざん流れたりしててみんな知ってるから単純に"オススメ"の実益がないので。

 

歌詞がきつい曲も、幅広くRADWIMPSってバンドを知ってもらう上でプレイリストに入れるべきか迷ったけど、普通に引いちゃう可能性高いので外しました。

熱狂的かつ狂信的なwimper各位がオススメ聞かれてすぐ「五月の蝿!これがほんとのラッド!」とかリプライ送ってる光景よく見るけど、まじで一回冷静になってくれ。

「君の名は。で売れた」って誤解を解きたい気持ちはわかるけど、それは悪手。むしろ新たな誤解を提供してる。

落ち着いて、じっくり丁寧に、まずはこの50曲分聴いてもらうのはどうだろう。なに、全部再生してもたった3時間半くらいだから。

 

そんなわけで、以下、プレイリストの各曲について雑にコメントします。ちなみに曲順はリリース順で優劣や他意はないです。

 

 

1 25コ目の染色体

4thシングル表題曲。3rdアルバム「RADWIMPS 3~無人島に持っていき忘れた一枚~」にも収録されている。

メジャーデビューシングルにしてラブソングに染色体を持ち出す発想、バラードにラップを織り混ぜるセンス、当時から「こいつら他のバンドとなんか違うぞ」感がにじみ出てた。

 

2 アンチクローン

4thシングルカップリング曲。

RADWIMPSの速い曲って緻密に言葉と音を組み込んでるイメージが強いけど、この曲は荒っぽさを感じるくらいの疾走感がある。走りたくなる。知名度こそないけど、RADWIMPS入門として真っ先に聴いてほしい、シンプルにかっこいい曲のひとつ。

 

3 イーディーピー ~飛んで火に入る夏の君~

5thシングル表題曲。3rdアルバムにアルバムバージョン収録。

メジャーデビューしてたった2作でバンドの持つ引き出しの多さを存分にアピールすることに成功した、爆発的な勢いを持った曲。アルバムでは同作に収録される名曲「セプテンバーさん」のアウトロと連動して流れるように、けれど唐突に曲が始まる。シングルをアルバムに落とし込むときに、こういうアルバムならではの演出をしてくれるからこそ、RADWIMPSのアルバムは名盤たりうる。名曲をただ並べてるだけで終わらないのがすごいところ。

 

4 4645

3rdアルバム収録。

日本語の歌詞は婉曲的な表現でわかりづらくして、英語の歌詞は純日本人には聞き取るのも難しいほど爆速にして、照れくさいことを照れずに唄うために持ちうる技術を総動員したような曲。

 

5 閉じた光

3rdアルバム収録。

サビ中にドコドコやるバスドラや大サビ前のギターソロ。ここまでシンプルにバンドらしいことやってる曲はラッドだと逆に珍しい。その反動か歌詞の憂いがすごい。歌詞の意味についてはネット上でいろいろな解釈がされてるからあえて言及しないけど、野田洋次郎の見えてる景色や感性の特異さがよく表れた一曲。

 

6 揶揄

3rdアルバム収録。

ジャズっぽい演奏と支離滅裂な歌詞で脳が混乱のまま気持ちよくなっていく麻薬みたいな曲。完全に中毒になったままいまだにやめられてない。たぶん合法。用法・用量をお守りください。

 

7 螢

3rdアルバム収録。

ホタルの一人称の曲にここまで感情移入できるなんて誰も思わない。《光って消えるただそれだけと知りながら  光る僕はきれいでしょう?》と唄う野田洋次郎が名だたるアーティスト達のように27歳とかで死んでしまったりしないかと本気で心配になった。まだ光ってくれていて嬉しい。

 

8 トレモロ

 3rdアルバム収録。

《満天の空に君の声が  響いてもいいような綺麗な夜  悲しみが悲しみで終わらぬよう  せめて地球は周ってみせた》という名フレーズではじまり、一から億まで最強の歌詞で紡がれた邦楽史に残る名曲。音楽の教科書に載せるべき。

 

9 ふたりごと

6thシングル表題曲。4thアルバム「RADWIMPS 4~おかずのごはん~」にアルバムバージョン収録。

「同じとこに開けたピアスのくだり~~~!!」とピアスを開けたことのない僕も盛り上がれるほどラッドの知名度を押し上げた初期の代表曲。星をまたいでストーキングするほどの愛の重さに堪えかねてRADWIMPSを嫌煙する人もまた増えたことでも知られる。

 

10 有心論

7thシングル表題曲。4thアルバム収録。

「RADWIMPSは歌詞が哲学的」とよく言及されるけど、その例としてよく挙げられるのがこの曲。実際のところ元カノを神格化して左心房に住まわせてるからどちらかというと猟奇的かつ宗教的。大サビ前の時計のカウントを覚えてからカラオケで歌ってほしい。

 

11 セツナレンサ

8thシングル表題曲。4thアルバム収録。

「お、全編英語詞か」と思ったらサビで唐突な日本語。かつあえて盛り下げてるのが絶妙なメリハリとなっている。ふたりごと(ベタ惚れ)、有心論(失恋)ときてこの虚無。心配になる。

 

12 バイ・マイ・サイ

8thシングルカップリング曲。

今度こそほとんど英語詞の曲でありながら、《流るる意志を以て  動かぬ意味を越え  僕には二つ心臓がある  君を思うと動き出すのが…》という美しい日本語による強力な右フックを隠し持っている。ワンオクのTakaとコラボしたことでも話題になった。

 

13 ギミギミック

4thアルバム収録。

約2分半で終わる短さでありながら、サビ、歌詞、リフ、赤ちゃんの産声と音が耳にしがみつくための仕掛けが無数に施されている。特にラスサビの荒々しく唄うところが鼓膜をものすごい握力で掴んで離してくれない。

 

14 05410-(ん)

4thアルバム収録。読みは「おこして」。

《「さよなら」って言ったのは君なのになんで泣いたの?》はRADWIMPS失恋ソング史上トップクラスに冴えた歌詞だと思う。ちなみにラッドにはこうやってタイトルを暗号化してる曲が多い。それを紐解いて周りに披露することを生き甲斐にするファンもいると聞く。優しく頷いて聞いてあげるのがベスト。

 

15 me me she

4thアルバム収録。

失恋を引きずりまくる生々しい感情を歌った曲。大サビ前のひとの遺伝子を勝手に混ぜ込ませるところ、めちゃめちゃ気持ち悪いこと言ってるのにメロディの盛り上がりに感情持ってかれて泣きそうになっちゃうからすごい。

 

16 遠恋

4thアルバム収録。

遠距離恋愛の曲。彼女の方が一枚上手かなと思いきや、そうとも言い切れない絶妙な関係性が双方の視点から描かれている。ライブでも、ギターとベースの掛け合いが楽しみな一曲。

 

17 ます。

4thアルバム収録。

シンプルな歌詞。というより僕らの頭をシンプルにしてくれる歌詞。難しいことを考えずに盛り上がることができるライブ定番曲。Aメロから合いの手を入れるための間が用意されているからRADWIMPSのライブが初めてでも全力で楽しめる。

 

18 夢番地

4thアルバム収録。

《僕はきっと今いつかの夢の上に立っているんだね  僕はきっと今誰かの夢の上に立っている》

この歌詞が最初のサビではネガティブな気づきとして歌われ、最後のサビではポジティブな意味合いで歌われる。物事の捉え方に変化を起こす歌詞の作り込みに脱帽せざるを得ない。ぜひフルで聴いてほしい。

 

19 オーダーメイド

9thシングル表題曲。5thアルバム「アルトコロニーの定理」収録。

かなりゆったりとしたテンポで優しく曲が進行していく。そういう曲かと思って聴いてたら、そのままじゃ終わらないのがRADWIMPS。むしろ静かな演奏の上にのせられた歌詞をじっくり堪能できる時間が用意されているからこそ、ラストの演出が映えるし、ラストの歌詞も頭に直接響いてくる。それをシングルでやっちゃうような挑戦的な姿勢が長くファンを掴んで離さない魅力のひとつ。

 

20 グーの音

9thシングルカップリング曲。

「え、なにこの曲…!すげえ…!なんだこれ!」って感動してるうちにいつの間にか聴き終わってる曲。

 

21 おしゃかしゃま

5thアルバム収録。

邦楽史に残る発明品みたいな曲。この曲のリフを考えた功績で誰か何か表彰してあげてほしい。RADWIMPSのライブでいちばん盛り上がる曲。年々観客の手拍子が無秩序になっていることを問題視して研究している学者もいるらしい。

 

22 謎謎

5thアルバム収録。

捻りがあるけどわかりやすい歌詞。ほんとにRADWIMPSはこの塩梅が絶妙で、「単純過ぎてつまらない」とも「難解すぎてわからない」とも思わせないというとんでもなく高度なことをさらりとやってのける。それでこんだけキャッチーなメロディにのせられちゃったら、正直同じ土俵じゃどんなバンドも敵わない。

 

23 One man live

5thアルバム収録。

構成とかリフとかけっこうシンプルだけど、サビの徐々にテンション上げていく感じも含め、まさに"ラストに向けて曲は上がってく"表現が巧み。ラストの歌詞に、初めてこの曲を聴いた高校生の頃の僕は感動して震えていた。昔からちょろかったので。

 

24 ソクラティックラブ

5thアルバム収録。

ラストに用意された痛快な歌詞と盛り上がりのピークを一度味わってしまったが最後、イントロになる前のモールス信号みたいな音聴くだけでよだれが出てくるパブロフの犬と化す。

 

25 魔法鏡

5thアルバム収録。

入りからこんなに演奏のうるさい曲もRADWIMPSでは珍しい。と思えばAメロBメロで静まりかえったり、サビでまた騒がしくなったり、メリハリのきいた曲。ファルセットを多用したCメロの、「勢いそのままに死んでもラスサビまで繋げてやる」感が頼もしくて好き。

 

26 叫べ

5thアルバム収録。

「人生の二度とないこの一瞬を大切に生きてほしい」というようなメッセージがラッドにしてはかなり直接的に歌詞にされてる。今年になって突然CM起用されたことでも話題になった。メディア露出が少ない頃のRADWIMPSの曲が再評価される流れはぜひ継続してほしい。

 

27 携帯電話

10thシングル表題曲。6thアルバム「絶体絶命」にアルバムバージョンが収録。

スマホが普及してから携帯電話って言い方はあまりされなくなったけど、当時もいまも変わらない共感が得られる歌詞。いや、いまの方がより実感をもって響く曲かもしれない。

 

28 ハイパーベンチレイション

10thシングルカップリング曲。

ただでさえめちゃめちゃ速いのに、終盤にかけていつの間にかさらに速くなってる競走馬みたいな曲。あんまりライブでやんないのはRADWIMPSの中でも屈指の高難易度楽曲だからかと。

 

29 マニフェスト

11thシングル(10thシングルと同時発売)表題曲。アルバム未収録。

「僕が総理大臣になったら」という小学生の無邪気さに盲目的な愛を乗っけてかなり狂気的なことを唱ってる。これは野田洋次郎、酔ってる。

 

30 やどかり

11thシングルカップリング曲。

童謡のようなつくりで子どもに聴かせるための曲かと勘違いして油断して聴くとぐっさぐさに刺さる大人に向けた曲。ライブでドラムの山口智史が太鼓背負ってヤドカリみたいに歩きながら演奏する演出があってめちゃめちゃ良かった。戻ってきてくれ。

 

31 DADA

12thシングル表題曲。6thアルバムにアルバムバージョンが収録。

「あ、サビってそれでもいいんだ」と邦楽歌謡曲に染まった脳ミソをぶん殴ってくれる曲。MVがめちゃめちゃかっこいい。ラストのマイクを落とすやつに憧れてカラオケで真似したらマイクを壊してしまったことがある。ごめんなさい。

 

32 君と羊と青

6thアルバム収録。

その曲調のノリやすさ、声出しの一体感からおしゃかしゃまと並ぶライブ定番曲となっている。この曲を聴き込まずにライブに行って、2番の間違ったタイミングで「お…」って言って恥ずかしい思いをする事例が多発してるらしい。

 

33 DUGOUT

6thアルバム収録。

イントロから「あ、ラッドがはじまった」ってなるくらいリフに"らしさ"のある曲。これだけリードギターが終始暴れているのになぜか歌詞がしっかり耳まで届く。勢いで押せるようなスピード感のある曲も、決して勢いだけで押さずに気の利いたフレーズや心地よいメロディを散りばめているのがまさに神業。

 

34 ものもらい

6thアルバム収録。

深く考えずに聴いたら失恋ソングにも聴こえるけど、噛めば噛むほどいろいろな解釈ができるスルメ曲。《ほら  また自分かばった  自分ばっかだ》の耳障りの良さに感動すると同時にそのとおり過ぎて胸が苦しくなってしまう。

 

35 億万笑者

6thアルバム収録。

音楽が飽和するこの時代にまだこんな純度高くて捻りもなく気持ちいいサビがあったのかと嬉しくなる曲。サビ前の「あァアアアア!」とサビ頭の「ブウォオオくはね」を聴きすぎると気持ちよすぎて脳がくらくらしてくる。ほとんど大麻。

 

36 シュプレヒコール

14thシングル表題曲。アルバム未収録。

訴えかけるような鋭い言葉が溢れる曲。それらの言葉たちをよりいっそう際立たせるためにメロディやサウンドが存在しているかのよう。《幸せの数え方から  もう一度》ここでいつも泣きそうになってしまう。

 

37 ドリーマーズ・ハイ

15thシングル表題曲。7thアルバム「×と○と罪と」収録。

その曲名にふさわしく、夢の中で包み込まれるような柔らかいサウンドを味わっていると、だんだん感情がハイになってくる。大サビ前のキレキレのドラムでもう一段階あがり、終盤で最高潮に達する。計算し尽くされた構成はさすがの一言。

 

38 実況中継

7thアルバム収録。

小学生の口喧嘩みたいなリリックで神様と仏様がラップバトルを繰り広げている。メタ的に人間も神も仏も大差ないって皮肉を利かせていたり、サウンドがやたら凝ってたり、聴き込みがいのある一曲。

 

39 アイアンバイブル

7thアルバム収録。

ライブでオリジナルのピアノイントロを弾き出すといちばんに期待される楽曲。ちなみに次点は「π」(6thアルバム収録)。大穴は「揶揄」。

《昨日の僕にさ  風邪をひかせた雨が  巡り巡って誰かの涙  洗い流してたらいいな》という歌詞で始まる優しさに溢れた曲。

 

40 DARMA GRAND PRIX

7thアルバム収録。

サビにかけての盛り上がり方がツボ過ぎてこの曲聴いたが最後、場所を選ばずにとび跳ねる妖怪と化す。《僕の「デモ」も君の「ダケド」も  明日を越えていけるかな》って歌詞と大サビの「しょうしゃとして~(でんっでんっ)」の(でんっでんっ)が夢に出てくるくらい好き。

 

41 最後の晩餐

7thアルバム収録。

溢れる厭世観の中のひと匙の希望を加えたような歌詞がクセになる一曲。「×と○と罪と」というアルバムの核心となりうる《僕だけが知る正解に丸をつけてる》というフレーズに、野田洋次郎が大切にしている価値観の一端を垣間見ることができる。

 

42 会心の一撃

7thアルバム収録。

早口言葉みたいに言葉が詰め込まれた歌詞に、脳ミソに直接ガツンとくる高速ギターリフ。古参ファンも「これこれ!こういうの!」と狂喜乱舞したこと間違いなしのラッドらしい"速い曲"。

 

43 'I' Novel

18th両A面シングル「記号として/'I' Novel」表題曲。8thアルバム「人間開花」収録。

一人ひとりの"人生"に目を向けた射程の広い曲なのに、ちゃんと聴いてる人一人ひとりに「これは自分のための歌だ」と思わせてしまうような言葉選びが秀逸。

《僕もどれだけ遺せんだ  ねぇどれだけ生きれんだ  時間以外の単位で》

こんなドキリとするようなことを突きつけられてしまう一曲。

 

44 記号として

18thシングル表題曲。8thアルバム収録。

歌詞が難解。と思ってたら突然「あんたに言ってもなんだかさっぱりだと思いますが」と話しかけられてびっくりすることがある。こんだけ型にはまってない曲で"ラッドっぽさ"が滲むまでにオリジナリティを確立してることがこのバンドの異常さ。

 

45 光

8thアルバム収録。

もともとは「君の名は。」のために書き下ろされたが使用されず、アルバムリード曲となった。どこか退廃的な雰囲気が漂う歌詞と、前前前世に負けず劣らずキャッチーなサビのギャップが心地好い。

 

46 トアルハルノヒ

8thアルバム収録。

10年以上のバンド活動を振り返って「ロックバンドなんてもんをやっていてよかった」と言い切って唄にしてしまえるのがRADWIMPSの強さだと思う。というより、野田洋次郎の口からその一言が聞ける喜びをいちファンとして噛み締めていたい。

 

47 サイハテアイニ

20th両A面シングル「サイハテアイニ/洗脳」表題曲。9thアルバム「ANTI ANTI GENERATION」収録。

アクエリアスのCMに起用されるにふさわしいとんでもなく爽やかな曲。熟練された楽曲のクオリティと引き換えに若々しさや勢いを失うベテランバンドが多い中、RADWIMPSはいつだって青春とともにあるということを証明しているよう。

「へい!」のタイミングが意外と難しいからライブの前に聴き込みが必要。

 

48 カタルシスト

22ndシングル表題曲。9thアルバム収録。

初聴の人を集めて、Aメロ、Bメロ、サビ、大サビと他の曲のフレーズを混ぜてメロディ繋げてくゲームさせたら誰もこの曲を完成させることはできなさそう。そのくらい展開の意外性が断トツ。それでもしっかりカタルシスを得られるような曲に仕上がってるのが不思議でしょうがない。

 

49 そっけない

9thアルバム収録。 

盲目的な恋愛を唄った曲は数あれど、意外と片想いの曲は少ないRADWIMPS。《君の掴めない  恋の核心に迫るほど  恐いと思った  そんな心がはじめてで》とあの野田洋次郎もかなり弱気。これは素面。と思ったら《酔ってなら伝えれるかな  やっぱりそれじゃダメなのかな》といつものように酔った勢いでいこうとしてるし、突然お洒落英語詞が飛び出したところみるとたぶんもう酔ってる。だれだ酒渡したの。

 

50 万歳千唱

9thアルバム収録。 

NHKが主催する18歳世代とアーティストが一回限りのパフォーマンスを行うイベント、18祭のために書き下ろされた曲。《なぁどうすんだよ  おいどうすんだよ》と若者に、そして自らに直接語りかけるようなメッセージ性が強い歌詞が印象的。合唱曲として声が出しやすいように構成やメロディにもこだわってることから、純粋に聴きやすい。

 

 

 

以上、あくまでRADWIMPS入門として。

 

聴いてほしいけど泣く泣く削った曲もめちゃめちゃあるから、これを機にラッドにはまったって人いたらとりあえずサブスク解禁されてる曲全部いっちゃってほしい。あと、解禁されてない2ndアルバム以前の作品も最最最高なのでTSUTAYAとかで探して聴いてみては。

 

それでは。

 

 

【とりあえず聴いてほしいRADWIMPSの名曲50選】

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