WOMCADOLEの新曲「応答セヨ」かっこよすぎませんか。
いや、こんなスーツの似合うロッキンプードル(♂)います?
ちょっとですね、しばらくハコのライブいけてなかったから、生のライブ観れないっていう状況自体に慣れちゃって、最近はライブ欲も正直薄れてたんですよね。
でもこれ聴いた瞬間、完っ全にライブ欲にまみれました。
もう、ライブハウスの低い天井に拳突き上げることしかしたくない。
スピーカーの近くで音浴びて、翌日片耳イカれた状態で出勤して業務に支障きたしたい。
クソッタレな世界を、爆音でぶち壊したくなる。
これこそ、滋賀のスーパーロックバンド、WOMCADOLE。
もうね、かっこよすぎ。
イントロからマシンガンで撃ち抜いたみたいな「ダダダダダダダンッ」とゴリッゴリのギターにもうときめきがおさまらない。
戦う場所はいずれも生命
たった一人の自分自身だ
これに鼓舞される自分がいったい何と戦ってるのかなんてわかんないけど、「とにかくやるしかねぇ」って気持ちになってしまう。
そんでサビの「あ"ァ"ア"!!」でもう駄目。
歌ってるとかじゃない。これは咆哮。獰猛なオスプードルがスーツ着て吠えてらっしゃる。おれがメスプードルじゃなくてほんとによかった。うっかり求愛するところだった。
あとサビ終わりの「声を枯らして」ってところ、「声を」でいきなりとろけるような高温の美声聴かせたあとに「枯らして」で雄々しく遠吠えするのやめてくれ。ドキドキしちゃうから。
ドラムの安田にも言いたいことがある。
2番に入ってからサビに向けて樋口の力強い声に呼応するようにぶっ叩くシンバル、あれが好きだ。一生樋口の声とともに叩いていてくれ。
しかもこの「応答セヨ」のかっこよさ、曲の終わりまでとどまることを知らない。大サビの最後の最後までかっこよさ指数が目盛り振り切るまで上がり続けてメーターぶっ壊す勢い。そして相変わらず絡まらないのが不思議なくらいの巻き舌。巻き込まれ事故に注意が必要。
樋口の、この、たった一曲のために命を磨り減らさんとする歌声がたまらなく愛しい。
今を全力で生きるって、たぶんこういうことなんだろう。
そうやって命を削りながら一曲一曲を作り上げたであろうWOMCADOLEの新譜が1月20日にリリースされる。
ノベル・コンセプトアルバム「共鳴howRING」、宇宙一最強の音楽が詰まった作品になるに違いない。
みんなもまじで聴いた方がいい。
では。
【過去のWOMCADOLEの記事】
樋口侑希が唄い続ける限り、WOMCADOLEの芯はブレない - いとの音楽ブログ